きよじいの楽園日記

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お帰りなさい、石津謙介先生-その2

1970年VANに入社した。
配属は商品計画課。
今でいうマーチャンダイジングをするセクション。

展示会の前日、サンプル手配や展示会準備でてんやわんやの真っ最中。
石津社長が準備の点検に来られた。
矢継ぎ早に質問と指図をだしていた。

最後の小物コーナーでのこと、
新作のサンプルのダッフルバッグを取り上げ、
左右のハンドルを思い切りひっぱった。
縫い糸が飛んだ。
ハンドルは無残に、ボディからはずれた。
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ボクは、「オッサン、ナニするねん!」と心中さけんだ。
先輩達は青ざめ、固まっていた。
石津社長「これはダメだ!すぐやりなおせ、展示会までにまにあわせろ!」

翌日の午前中には、きれいに縫い合わされてあった。
上司が、より強く引っ張ったが、ビクともしなかった。

後で聞いたのだが、その日のうちにメーカーでサンプルを作り直し、
頑丈さのチェック後、次の日東京から新幹線で持ってきたとのこと。

この話、30数年たった今でも忘れられない。
工場の職人さん-VANー販売店ー顧客が、
一つの商品を通して、ブランドの誇りを共有するつながりを持てた

石津先生は、補強布、力釦、裏仕様 等に特にうるさかった。
モノ創りでのうるさいことは山ほどあった。
世にいう"こだわり"をひとつづつ自分の中につめこみ続けた。

今も当時の工場さんとの長いつきあいが続いている
by caban | 2005-08-31 17:40

お帰りなさい、石津謙介先生。

石津先生が永眠されて3ヶ月、偲ぶ会の連絡があった。

10月20日草月会館で、
タイトルが、「お帰りなさい、石津謙介先生」だと言う。

にぎやかそうでいいね。石津先生らしいナ。

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石津先生の思い出。
10年くらい前、ボクがまだ、VANの企画をやっていて、
石津事務所に週1行っていた頃、スクールジャケットをデザインした。

それを石津先生が気に入られたので、差し上げた。
結構な頻度で着ておられたので、思い出深い。


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モノは、梳毛のウールヴェネシャン、
濃いロイヤルブルーにホワイトシルバー
の6mm巾のストライプ。
3釦上2つ掛け、
胸にシルバーモールのエンブレム、
今や、シルバーのモールが錆びて黒ずんでる。

下の写真はボクのワードローブから。
by caban | 2005-08-30 15:25 | スタイル

カタログ用撮影ロケ

秋物が入荷してきてる。

今日はカタログ用の写真撮影ロケ。
場所はkomazawa national park。(ボクの中で、そう呼んでいる)
プロヴァンスの林や、ノルマンディーの野原のような場所を捜すが・・・
無いナ。

無いなりにシツヨーなロケハンは続く。
ちょっと緑が深く、木洩れ陽がさす場所を発見。
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昼食は公園近くの、「桃太郎寿司」
プロヴァンスっぽくないけど、まあいいのだ。
初めて入る。店内に品書きのポップがいっぱい貼ってある。
ツケ場には4〜5人の職人さん。
回転はしてない。安い。味は普通。
普通こそ良しとする。

午後の撮影。
コーディネートは二つ。
ひーちゃんはストライプのルームシャツにリネンのスカート。
berrettaのhatで決める。
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オイラはフライスのヘンリーにリネンのパンツ。
足元はhunterのゴム長で、カラーはヴァイオレット。(いいよ、この色)
farmerらしく振る舞ったが・・・わかるかな〜。
このフライスのヘンリーは綿100%だけど、肌ザワリが「とろとろ」で
ホント気持ちいい。
この秋の大おすすめ。
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by caban | 2005-08-29 20:35 | 日記

Berrettaの帽子

キャトルセゾンから連絡があり。
頼んでいた帽子が入荷したとのこと。
夕方、自由が丘へ・・・。

Berrettaのhatが4種、新しいのが入荷。
同素材(ヒノキ)でそれぞれ形が違う。
トップがフラットで、ブリム少し広めの形のものを購入。
色はアメ色で形もクラシックで気に入った。
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うれしがりの性格から、さっそく被って愛車にまたがる。
ちょっとゆるめか、風で飛ばされた。
あ"〜!!
車輪の下敷き一歩手前でセーフ。 フウ〜〜。
ちょっとキツめが良かったな。
by caban | 2005-08-28 20:17 | 日記

鎌倉佐助・outside in にて

鎌倉へ行くと先ず、鎌倉市場の nuinuiへ。
藤井さんにヘンリーTシャツをオーダーの予定。
が、店内満員のため、入らず。4、5人で満員、土日はいつもこうなる。

夕方から、outside in でバーベキュー。
outside in は、ステンシルとガラスエッチングのワークショップ。
ここは、ボクの楽園のひとつ。
佳余さん、塚田さんの名コンビのところへ、その仲間達がワイワイ集まってくる。
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魅力的な女性が多い。(殆どが女性で男はわずか)
女性達も、freeで仕事している人が多いみたいで、
皆、遊び好き、個性的な人たちの集いである。

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e0052268_19365580.jpgここ、 outside inの「まかない」は美味しいぞ。今日のバーベキューのメイン牛肉も、「ミエ」という牛のコドモのお肉だと。知ってる農家から仕入れてるらしい。うまい牛肉と生ビールで食は進み、話ははずむ。時間がたつ程に人は増えていく。10時過ぎにおいとま。

ごちそうさま。
by caban | 2005-08-27 18:29 | 日記

新しいボタン発見!

NORAGI用に、以前から温存していた新しい釦を使用している。
(NORAGIがわからない人は23日の分を読んでみて!)
暖かみ、素朴さ、丈夫さを併せ持った釦。

通常、高瀬貝はベージュ色をしているので、
釦にするとき薬品で晒して「真っ白」にする。
その行程を止めて、自然のままの色を生かした釦。
高瀬貝の3ミリ厚の表面を、
丸みを持たせて削りだしただけである。

リネンにもコットンにもとても映える。
中世にも絶対この釦は使われていたと想う。

当分は、この釦を多用することになりそうだ。

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by caban | 2005-08-26 19:12 | スタイル

須田帆布とコラボで野良着を制作中

今から、半年前に須田帆布の名物主人、須田栄一に久しぶりに会った。

場所は鎌倉佐助。
佳余さん(プロデューサー)と塚田紀子さん (ディレクター)がオープンした
ワークショップ "Outside in" のパーティで。

彼が云った 「着たいシャツを探してるが、無い。だから、自分で創りたい。」
の一言から、この仕事が始まった。

ブランドのネーミングは、NORAGI HONTEN (野良着本店)。

須田さんは、茨城霞ヶ浦の手賀に農家 (我家我家)を持っている。
そこで週末農夫をやっている。野良仕事だけでなく、店をやったり、
コンサートを開いたりして遊んでる。
そんな須田流の遊び方を、シャツにのせて、広めようというのだ。
www.sudahanp.com/

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彼のシャツのイメージは、
1.田んぼを渡る風に、シャツのすそをヒラヒラさせて働く姿。
2.子供のころ、おやじが着ていた、開襟シャツ。

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彼の意向を受けて、ぼくがデザインとプロダクトを。
丈夫でていねいな仕上がりはもちろん、
ノスタルジックな味があり、
遊び心があふれているデザイン。
シャツ4型とパンツ1型。

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サンプル検討も終え、9月15日には登場する予定。
できあがり次第、レポートする。
乞うご期待。
by caban | 2005-08-23 18:21 | スタイル

平山を代表で試せ,高原は、城 を目指すのも選択肢の1つ

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平山がオランダでのデビュー戦で2得点。
2点とも高さを生かしてのヘディングシュート。
明らかに、競り勝っていた。
ちょっと早いけど、代表入りを期待する。
最終23人の内、FWは、5人。

ボク的には、久保(8得点)、柳沢(6)、大黒(4)、は決まり
次いで、田中達也(1)、鈴木隆之(7)、玉田(7)。
そこに高さの平山(0)、巻(0)を加えた8人が候補だ。

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ところで、高原(3)は代表入りしないほうが良い。
まず、1年以上無得点(代表チームで)。結果を出していない。
サッカーを知らない記者は隆之をみくびっているが、
高原はそれ以下、はるかに及ばないと断定する。

高原の特長は、ポジショニングの悪さ、ゴール付近での遅さ、
競り合いの弱さ、トラップの不正確さ、などがあげられる。

欠点といえば、決定力不足ということに尽きるし、健康面でも
ひ弱さが露呈した。

それに増して気にかかるのは、闘争心が相手DFに向かうのでなく、
味方FWにむかっていることである。
彼は、味方がゴールしても喜ばないという勘違いな面をも合わせ持つ。

小野、稲本、高原の学年をゴールデンエイジというそうだが、
もうその呼び方もいらないと思う(世界では通用しないのだから)。

というわけで、ジーコよ、平山を代表で試せ。
高原は、城 あたりを目指すのも選択肢の1つであろう.

by caban | 2005-08-22 16:54 | サッカー

紫色の花の名は?

日曜日
朝起きて、駒沢公園へ。
毎朝の途中でいつも気になっている花を撮影。

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茎、葉っぱ、花弁まで濃い紫色。
花芯は濃いピンク。とてもシックな美しさである。

家々の花景色はそれぞれが、みずみずしさ、あでやかさ、
可憐さ、爽やかさ等々を持っている。

その中で、このディープパープルの花は、とくに異彩を放っている。
真夏の暑い陽射しの中で、冷たい気を発している。
素晴らしい個性。

ところで、何という花だろう?
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by caban | 2005-08-21 16:29 | 日記

江戸の狩り場を散歩する

土曜日
ボクの毎朝は、駒沢公園への散歩で始まる。
往復3km+ジョギングコース2周で4km合計7km.
それを約1時間で歩くから、けっこう速いピッチの歩行。
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ところで、この辺りには、駒沢、上馬、下馬、駒場、鷹番
などという地名が点在している。

これらの地名の符丁から、江戸の昔の狩り場だと
推測できる。狩りは、旗本達のスポーツ趣味だろう。
将軍家と、そのとりまきの大勢の旗本達が、狩り衣裳りりしく、
野原を馬で駆け回る場面が想像できる。

そんなある日の狩りの後、目黒あたりでメシになる。
それが、落語に云う、「目黒のサンマ」の噺である。

自然に恵まれていた、江戸のころの風景を想像するとき、
この100年で得たモノと失ったモノの大きさを感じる。

昔は、もっともっと楽園であったろう。e0052268_16164799.jpg

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by caban | 2005-08-20 15:55 | 日記
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小野 喜代治(1947.10.1)大阪生まれ、神戸育ち、お江戸遊び、鎌倉暮らし。ボクの楽園は至る所にある。日々仕事で遊びで行く先々が楽園。悦楽の移動祝祭事。HPはwww.navy-yard.com/です、よろしく


by caban
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