きよじいの楽園日記

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多治見へ、その 2

多治見まで日帰りで行ったのは、
川喜田半泥子(かわきた はんでいし)の展覧会を見るためでした。
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ちなみにスタッフの美幸ちゃんは
「はんどろこ」って誰ですか?と。

ボクが半泥子をしったのは鎌倉に来てから。

「おれはろくろのまわるまま」を
かをるさんからもらったのがきっかけで。
「無茶の芸」「泥仏堂目録」を立て続けに読んで好きになった。

今年の夏頃、TV「なんでも鑑定団」に
半泥子の茶碗が初登場でたしか500万円の値がついた。

そのとき、中島誠之助さんが「とにかく売りに出ない」と言ってた。
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この茶碗は一番見たかったもの。名前は「雪の曙」

半分白で半分ピンク。指跡がついてる。

これでお茶を飲んだら確実に天国へ行きます。
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これは「たつたがわ」という茶碗。

金銀の葉っぱが枯れてとてもイイ色。

この展覧会では、とにかく膨大な数の作品が出ています。
茶碗はじめ、茶道具に書画、旅のスケッチや、写真などなど。
日高さん、「ああ〜もう、どれもらってもうれしい」と
つぶやいてました。
誰もくれないと思うけど・・・。

半泥子はこんなです。明治10年生まれ(1878年生〜1963年歿)
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本名は川喜田久太夫。別名「無茶法師」
1歳で木綿問屋の16代目当主に。25歳には百五銀行のオーナーも兼ねる。
やんちゃ坊主、趣味人にして遊び人。誰よりも早く自転車に乗り、テニス好き。
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この写真(中学生の頃)では白のスニーカーらしきものををはいてます。
明治25年の驚き。

因みに「坂の上の雲」の主人公
秋山真之が1868年生。
北大路魯山人が1883年生。
白州次郎が1902年生。

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「大夢出門」Time is money.
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龍虎図屏風。なんともエエでしょ!!
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茶杓はすぐ転げ落ちるからと「角兵衛獅子」。

写真、陶芸、書、画すべて素人でとおす。
なんとも洒落がきいてて、口も悪く、
柳宗悦の民芸運動に痛烈なキックも浴びせている。

茶の湯に人を招く時の正装は洗い晒しのテニスズボンに白シャツ。
シンプルと清潔さこそ自分の侘びと言ってる。

坂の上の雲の3人をはじめ、
魯山人といい、白州といい、石津謙介といい、
自分の個性をライフワークとして生きたようだ。

明治の男たちには自分の顔と体を張った強烈なメッセージがある。
by caban | 2009-12-22 14:37 | 日記
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小野 喜代治(1947.10.1)大阪生まれ、神戸育ち、お江戸遊び、鎌倉暮らし。ボクの楽園は至る所にある。日々仕事で遊びで行く先々が楽園。悦楽の移動祝祭事。HPはwww.navy-yard.com/です、よろしく


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